9D2E9B78-FB30-4A4C-80CA-59189ADF7A0E


 「ヤクルト11-7広島」(8日、神宮球場)

 広島の鈴木誠也外野手(26)が三回、開幕から12試合目の46打席目で待望の今季1号を放った。三塁打を放てばサイクル安打という九回には、2号2ランで「サイクル超え」と大暴れ。チームは2桁失点で4カード目で初のカード負け越しとなったが、今季初の猛打賞も記録した主砲の、お目覚めの一発は鯉党を明るく照らしてくれるはずだ。

待ちに待った一発がついに飛び出した。打った瞬間にスタンドインを確信するほどの強烈な打球は左翼席中段へと突き刺さった。さっそうとダイヤモンドを一周し、ナインとハイタッチを交わした鈴木誠。開幕から12試合目の46打席目で生まれた1号ソロに「甘い球を仕留めようと思って入った。しっかりと捉えることができました」。オープン戦は本塁打がなかっただけに喜びもひとしおだ。

 二回表に雷雨によって54分間中断した。その後試合が再開され、先頭で迎えた三回にその瞬間が訪れた。甘い球は見逃さなかった。カウント0-1から奥川が投じた真ん中直球を力強く振り抜いた。

 大量得点の流れを作ったのも主砲の一振りだった。初回2死一塁から直球をはじき返し、左翼線二塁打を放った。チャンスを拡大させると続く松山、会沢、安部の3者連続適時打を呼び、この回5連打を集め、一挙に4点を奪った。勢いに乗った鈴木誠は七回に坂本から左前打を放つと九回にも長谷川の直球を捉え、バックスクリーンに運ぶ2号2ラン。三塁打が出ればサイクルヒット達成もサイクル超えとなる4安打固め打ちで今季初の猛打賞を記録した。



引用元デイリーhttps://www.daily.co.jp/baseball/carp/2021/04/09/0014224525.shtml?pg=2

 



【【広島】広島・鈴木誠也 1号&2号 開幕から12試合目お目覚め“サイクル超え”4安打】の続きを読む