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 広島の田中広輔内野手(31)が30日、マツダスタジアムで会見を行い、今季取得した国内FA権を行使せずに残留することを発表した。

 会見の冒頭、田中広は「私、田中広輔は、FA宣言せずに残留することに決めました。よろしくお願いします」と話し、残留理由には「いろいろ悩みはしましたけど、やっぱりカープというチームが好きですし、今まで戦ってきた仲間と、まだ野球をやりたいなと。そういう気持ちもありましたし、あとはやっぱり選手会長になって悔しいシーズンにもなったので、何とかもう一回『強いカープ』をという思いもあったので、そういうのが決め手です」と語った。

 今季は112試合に出場して打率・251、8本塁打、39打点で遊撃のレギュラーとしてチームをけん引。秋季練習中には佐々岡監督が「(来季も)引っ張っていってほしい。欠かすことのできない存在です」と残留を強く望み、河田ヘッドコーチも「彼が核になってくれないと」と機動力野球復活へのキーマンに挙げていた。それだけに、背番号2の残留はチームにとって何より明るい材料となった。

 17年には盗塁王と最高出塁率に輝き、18年はゴールデングラブを獲得するなど3連覇を攻守で支えた田中広。チーム、そしてファンのために来季も赤いユニホームでカープの勝利に貢献していく。

引用元 デイリー https://www.daily.co.jp/baseball/carp/2020/11/30/0013903393.shtml?pg=2

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